前回は、Excelでフリガナを平仮名で表示する方法をご紹介しました。
使用した関数はPHONETICでした。
関数使ったら思った読みと違っていた、
という事は結構あるのではないでしょうか。
今日はその修正方法をやっていきましょう。
※画像のサンプルデータはまたまた前回と同じものです。
B列にPHONETIC関数が設定されています。
それをオートフィルしたら、B3が「にしうり」に!
正しくは「すいか」です。
PHONETIC関数は入力時に打ち込んだ文字を表示するものなので、
読めない漢字を別の読み方で入力してしまうと
こういった現象が起こります。
それではこのフリガナを修正していきましょう。
当然、前回と同じで関数が入っているB列を直すのではなく、
漢字の方を修正します。
A3をクリックして選択します
それから『ホーム』タブ→「ふりがなの表示/非表示▼」の
「▼」を押して、「ふりがなの編集」をクリックします。
漢字の上に小さなルビ(フリガナのこと)が表示されます。
その中に文章を修正する時の、点滅するカーソルが入ります。
「西」と「瓜」に別々にフリガナが入ってしまっています。
「すいか」は両方の漢字にまたがって表示して欲しいので
フリガナの振り直しをしましょう。
一旦Enterキーを2回押して、フリガナ修正を一旦中断します。
次に「西瓜」のセルをダブルクリックして、
文字編集モードにし、修正したい漢字をドラッグします。
今回は「西瓜」の二文字をドラッグです。
『ホーム』タブ→「ふりがなの表示/非表示▼」の
「▼」を押して、「ふりがなの編集」をクリックします。
こうすると先ほどと違って、
二文字分繋がったフリガナが表示されます。
そうしたら「にしうり」を「すいか」に書き直します。
出来たらEnterキーを2回押して完成です。
関数で表示しているB列の3行目が
正しい「すいか」になっていることを確認してください。
読めない人の名前をごまかして
入力してしまった時などにご利用ください。